日常エウレカ、ヘウレーカ

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。 兎角に人の世は住みにくい。

書評

「ない仕事」の作り方

「ない仕事」の作り方(みうらじゅん 著/文藝春秋) 「マイブーム」や「ゆるキャラ」の名付け親であるみうらじゅん氏が、自身の「マイブーム」を、自ら営業や制作すべてを自分一人で行う「一人電通」として広めたその手法(仕事術)をすべて紹介してしまお…

今さらですが、原田ちあき先生がスゴイ!!

今さらなんですが、ここのところ、イラストレーターで漫画家の原田ちあきさんにハマってます。 原田ちあき とは? イラストレーター、漫画家、美術家、キュレーターなど活動が多岐にわたる為、現在自らの職業を「よいこのための悪口メーカー」と称し活動して…

あらためて、原作版「寄生獣」を読んでみる

「寄生獣」 (岩明 均 著/講談社 アフタヌーンKC) 実写映画もやってますが、深夜のアニメ版「寄生獣」面白いですねぇ。 原作の漫画の方は、もう10年以上前に購入して読んで以来、本棚に入れっぱなしだったんですが、アニメがあまりに面白いので、「こんな…

四丁目の夕日

「四丁目の夕日」 (山野一 著/扶桑社文庫) 貧困と狂気を描かせたら、日本で右に出る漫画家はいない、と、僕が個人的に思うのが、山野先生。(漫画家「ねこぢる」の夫だった方です) 本書も、貧困からくる狂気が作品全体に漂ってます。 主人公は、一流大学…

心機一転土工!

「心機一転土工!」(根本敬 著/青林工藝舎) 2000年発行の一冊。 根本敬先生の特殊漫画家生活20周年(数えで20年らしい)を記念してまとめられた1冊です。 初期から発行前までの単行本未収録の短編や連作の短編、読み物を収録。 僕も今更知ったのですが、…

瓶詰の地獄

「瓶詰の地獄」 (丸尾末広 著/ビームコミックス・エンターブレイン) 丸尾末広先生の短編集。 丸尾先生のファンを自称していながら、出版されてるのを、全然見逃してました。 去年の夏頃、発売されていたのに、先日購入しました。 ただ、ストーリー的な内…

食の軍師

「食の軍師」 (泉昌之 著・ニチブンコミック・日本文芸社) 最近では、「孤独のグルメ」や「散歩もの」など、谷口ジローさんの作画で上質な漫画を発表している原作者の久住昌之さん。 久住さんは、いろいろな漫画家とコンビを組みますが、泉晴紀(和泉晴紀…

帝一の國

「帝一の國」 (古屋兎丸 著:集英社・ジャンプコミックス) 超名門高校・海帝高校。 海帝高校の生徒会長になったものは、将来、日本を動かす人間になる、とも言われる。 海帝高校に入学した赤場帝一は、将来の生徒会長になる為、親友の光明とともに、様々な…

さよなら私

「さよなら私」(みうらじゅん 著/角川文庫) みうらじゅん氏による、「自分」へのこだわりなんて捨てて、もっと人生を楽に生きよう、といった提案の書。 もはや、「哲学書」と言ってもいいような1冊です。 「自分探し」なんてしても、そもそも「自分」な…

そうだ、乱歩を読もう。~江戸川乱歩傑作選~

昔から、江戸川乱歩の作品を読むのが好きなんです。 僕の勝手な印象ですが、乱歩の文章には、どこか「欲求不満」な感情が漂っていて、精神的に健康な人が書いた文章とは、とても思えない雰囲気があります。 例えば、犯罪の結果(人を殺めることなど)より、…