読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日常エウレカ、ヘウレーカ

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。 兎角に人の世は住みにくい。

さよなら私

書評

「さよなら私」(角川文庫)

 

みうらじゅん氏による、「自分」へのこだわりなんて捨てて、もっと人生を楽に生きよう、といった提案。

もはや、「哲学書」と言ってもいいような1冊です。

 

「自分探し」なんてしても、そもそも「自分」なんてない、他者と比較した「自分」がいるから人生はいろいろめんどーくさい。

「自分」へのこだわりを捨てれば、もっと人生が楽しくなる。

 

・・・といったような内容を、

みうら氏らしい目線で綴った本書。

「なるほど!」という一節も多いんですが、なかなか「自分」っていうものをなくすのは、難しいですねー。

 

ボクも、40をこえて、かなり自分にこだわりがなくなったと思いますが、まだまだ「自分なくし」といった境地までは到達できません。

 

仕事や趣味は、死ぬまでの「人生の暇つぶし」、だからこそ、くだらないこだわりを捨てて、楽しんだ方がいい、といったようなことも書いてあります。

 

あぁ、激しく同意。

 

孔子いわく、四十にして惑わず、とは言いますが、仕事とか、プライベートでも迷いっぱなしのボクです。

 

これからは、くだらないこだわりを捨てて、みうら氏の言う「グレイト余生」を送っていければ、いいなぁー、という願望をこめた今日の日記でした。

 

さよなら私 (角川文庫) さよなら私 (角川文庫)
みうら じゅん

角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-09-25
売り上げランキング : 26173

Amazonで詳しく見る by G-Tools